救急救命センターで働く薬剤師の業務とは


病院薬剤師は、救急救命センターで働く場合もあります。救急救命センターというと医師や看護師がメインとなって働くことが多いのですが、救命で運ばれてくる患者さんを何とかして助けるのが救命救急の意義ですから、薬剤師がその役に立つことも当然ながらあります。

それが薬物関係の事故による搬送の場合です。特に、救急救命センターに搬送されてくる患者さんは、緊急、重症であることが多く、投薬に関しても素早い判断が求められます。

医師、看護師とチームを組み、患者さんの状態を確認しながら、薬を選び、投与する量や方法を選び、また、調剤も行わなければならないということです。

患者さんの意識がなく問診できない場合は、薬剤師が付き添いの方などから薬歴や、服薬している薬などを出来る限り聞き出します。服用している薬などは看護師が確認をするものの、その薬から、新たに投与する薬との相互作用などを判断して、投与する薬に危険がないかどうかを判断するのは薬剤師の役目となります。そのため、搬送の連絡が入った場合は、与えられた情報から必要と思われる医薬品を用意しておかなければなりません。

また、薬物中毒の患者さんが搬送されてきた場合には、中毒薬剤を同定することも必要です。
薬剤師の勤務は24時間体制で、交替で勤務することになります。患者さんが搬入されてきた時、集中治療室に入った時など、それぞれの段階で薬剤師が必要となります。

通常、救急救命センターでは、他の科に比べると、保管、管理する薬剤が多くなります。緊急時を争うために、効果が最も高いと思われる薬剤、即効性第一の薬剤を使うようにしているからです。

逆に言えば、そうした薬剤を常備しておく必要があるということ。そこで常に必要な薬を提供できるように、在庫管理を行うことも重要な業務です。救命救急と薬の利用が切り離せない関係である以上、救急現場での薬剤師は、災害の現場も含め、必要性が認識され、今後増えて行くと考えられます。

一方、薬剤師と働くうえで給料についても気になるところではあります。救命救急で働く場合勤務が不規則になったり、夜勤となることが多くなりますから、給料の額としては多くなる傾向にあります。経験を積み、なおかつ多くの給料を得る職場ではありますがその分、心身ともタフであることも重要です。
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